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IPA会員  嶋田 孝和 Shimada kowa

 

私は、もっと深く、より深く、古代・縄文の血を探し求めているのです。


「滝景・玉簾の滝」

昼の光が衰え、漆黒の暗闇が取って代わるほんの数分前、世にも美しいブルーのヴェールに包まれる薄闇が世界を包み込む。生が昼で死が夜ならば、古来から薄闇は逢魔が時と言われ、影のない世界であるがゆえに普段、影に隠れて見えない物でさえ見えてしまう魔物の門が開く時間である。夕暮れ時なかなか帰らない子供のように、私も旅の途中、宵闇せまる時刻に立ち寄ったこの滝は、天空から太く大地に水が流れ落ち、しぶきを巻き上げ、水龍が天空に駆け上って行く様は、壮麗で神聖である。そうか、ここは天空と大地を結ぶ仏の道なのか、危険な赤の発色はなく、ここでは魔物も人も植物もブルーに浄化されているのだ。もはや私の耳に水流の爆音は無く、深海の底で気持ちよく、眠りにつき屍になってしまいそうな気分の中シャッターを切っていた。いけない、早く帰らなければ、帰り道を失ってしまう、もうすぐ漆黒の闇が全てを支配してしまうからだ。(山形県酒田市枡田)



「滝景・雲井の滝」

何時間もこの滝を眺めているとやがて、水の流れが風にそよぐシルクのように曲線を描きながら滝壺に降り注いでいるように見えてくるのだ、なんと美しい瞬間なのだろう、まるで雪村周継の「呂洞賓図」や曾我蕭白の「風仙図屏風」の一枚の絵の中に描かれている時間を封じ込めた、水墨画の世界を見ているようだ。私はその感動を抑えることなく、高鳴る鼓動と震える手に写真機を持ち、時間を封じ込めろ、描くように切り取れを連呼しながら滝に踊りの祈りを捧げ、この一枚を切り取ったのである。(青森県奥入瀬)

 

「桜の霊気」  春の季節、霊気を放つ桜を求めて私は、宵闇をさまよい歩き、数多くの桜との対話を試みる。体中を桜の霊気が吹き抜けて行く宵闇の春は、人を狂わせるのかもしれない。誰も表現したことのない桜を撮るために、桜の木の下で写真機を手に持ち、祈りの踊りを捧げるのだ。(旧水戸城・三の丸空堀の古桜)

 

日本風土が作り出してきた色!出来るだけ単色の世界!
その空間に私の感じる、血のエネルギー!うねり!を封じ込める事を!

■ IPA会員  嶋田 孝和 Shimada kowa

 IPA会員 嶋田孝和

windscape studio 代表

茨城県水戸市生まれ。
1989年、南の島に憧れて渡米。(アメリカは、第二の故郷となる)
2001年、日本に帰国。(日本の美を再認識する)
2002年、windscape studio設立。風景・広告写真(商品・料理撮影など)・芸術作品、絵の複写
コンサート撮影、学校パンフレットなど。

ライフワークとして2004年から、日本画風写真を手がけている。

外(ホール内)での撮影が多い為、最初はメールにてご用件をお聞き致します。

〒310−0903
茨城県水戸市堀町1135−42
tel 029-252-8356

e-mail windscape.studio@ksf.biglobe.ne.jp

IPA茨城写真家協会ブログでの嶋田氏の投稿一覧

 

「降臨」  クライアント様の「神様降臨の地、大洗」を受け、私なりの降臨の図を思い描き、メインの一枚となる場所を、海に面する神磯の鳥居と決めて撮影にとりかかったのだが、太陽の輝く光が鳥居にあたり,神の象徴としての激しくぶち当たる白い高波!が無いのである。また高波があっても天気がどんより曇っていて、魔物がやって来る絵にしかならない。そこから私と自然の闘いが始まり、天気予報の晴れと高波注意報の睨めっこ、何日も通いつめて、ドーンと和太鼓の響きが聞こえてくるような波、神々しい光輝き、迫力ある絵を一枚の中に封じ込めおさめた。(茨城県大洗町磯前神社・神磯の鳥居)

 

踊るカメラマン!と知人からは、呼ばれています。

嶋田 孝和さんへの質問

A1-撮影ジャンルは?
私の撮影ジャンルは、日本(和)です。
作品としては、風景・まつり・人物(例えば、私自身のポートレイト)が多いですが、広告関連においてはこちらから特別ジャンルを選んで、仕事をしておりません。
クライアント様と私のイメージが共鳴すれば、今までに無かった、広告作品が創作出来ると信じています。その為に私は、被写体と対決します。

A2-撮影仕事の依頼は可能ですか?
作品を広告としての提供などがメインとなりますが、もちろん撮影も、請け賜っております。
私の作品や文章を読んでみて、この人に依頼したら、どんな仕事をして貰えるのだろうと考えた瞬間に、90%、ジャンルを問わず仕事依頼は成立しています。残り10%は、クライアント様が思い描いたイメージ!こんな事が出来るのでは!を私に熱く、語って頂ければ喜んで、お引き受け致します。

A3-得意な撮影ジャンルは?
作品は、風景(人物、建築物も私の中では、風景の一部です)。広告関連は、クライアント様の考え方次第でしょうか。

A4-撮影料金はどのくらい?
プロジェクトの規模、撮影内容に合わせて、調整致します。低予算の場合でも、面白いと感じれば、お受け致します。物品支給もありです(例えば、縄文土器、かなり本気です。)私のギャラよりも、その作品を撮るのに必要なものに、お金を掛ける相談をしたいと思っています。(勿論、掛からない場合もあります)

 

「大地の骨」  深い山の中、沈黙を守り鎮座する巨石。一日のうちほんの数分だけ太陽の光が降り注ぐ瞬間がある、その姿は実に神々しく、私の体中の血が騒ぎ出す、とても神聖なものにめぐりあえた感動?いや、もっと、とてつもなく猛烈なエネルギー!そうだ、私の目の前に現れたのは、地球・大地の骨なのだ、人間が自然を神聖化し、崇め奉る根源の恐れの呪術が、凄みのある美しさを放って、私に、挑みかかてきているのである。怖い、だがここで後ずさりすれば私の負けだ、私は私自身のエネルギーを解き放ち、不動明王の如く立ち尽くし、太陽の傾くまで、シャッターを切った。(茨城県笠間市佐白山・石倉)

 

日本人として、古代の血が騒ぐ仕事がしたいですね。

A5-茨城県外からも発注できますか?
対決できるなら、世界中どこにでも参上致します。(但し、交通費・宿泊代金は、依頼者負担になります。)

A6-これからどんな仕事がしたいですか?
多くの人に見て頂ける、パブリックアートです。他には、色々な広報誌、観光関連、石や滝の撮影・神社仏閣・特に、祭の取材撮影は、喜んで引き受けます。画廊・出版社様との仕事。講師の仕事も引き受けます。日本人として、古代の血が騒ぐ仕事がしたいですね。

A7-仕事の相談や連絡は、メール?電話?
石や滝を撮りに、山篭りをしている場合が多いので、携帯はほぼ圏外です。まずは、メールにてお伺い致します。その後は、電話や直接になります。

A8-仕事のPRを自由にどうぞ
この場を借りて、出版力のある(特に、海外での流通)の画廊・出版社様へ。私は、一枚、一枚に闘いを挑み、命を減らしながら作品を生み上げています。共に戦って頂ける、同胞を求めております。

 

「紅炎」  古来より日本人に好まれつづけている紅葉、夕日に照らされ、真っ赤に染まったもみじが風にそよぎ軌跡を描く様は、めらめらと燃える炎のようだ、なんて美しいのだろう、私の中の古代の真っ赤な血が太陽のコロナのように湧き踊っている、赤い色が、はるか遠い過去の、自然と共に生きてきた縄文民族の御霊が深い眠りから覚醒し、私自身の琴線を弾き鳴らしているのだ。

 

影武者・乱の絵は、今にも動き出しそうで、鳥肌が立ちます

B9-使用カメラメーカー名
私の刀とも言えるメインカメラは、CANON 5D MARKUとFUJI S5(青と赤の発色が素晴らしい)です。

B10-お気に入りのレンズは?
AF-Nikkor20mm(歪みもなく、シャープでふくよかな描写です)・Cari Zeiss plana f1.4 85mm germany(人物を撮るのにかかせません)

B11-使用パソコンはマックまたはウィンドウズ?
昔は、マックでしたが、使用したいソフトの関係で現在は、windowsです。

B12-あなたのサイトやブログのアドレス
現在、休眠中、ブログは、協会の中に私の、コーナーがあります。協会を盛り上げたいとの思いで、奮闘中!です。
IPA茨城写真家協会ブログでの嶋田氏の投稿一覧


日本の名水を探して、コーヒーや茶を飲む!

C13-写真以外の趣味は何ですか?
愛車ジムニーで林道を突き進み、滝の側でのワイルドキャンプ!荷物最小限がキャンプ歴35年の、こだわり!(本当は、車に載らないから!出来るだけ快適に越したことはない、二週間ほど山の中にいると、そう思う)。日本の名水を探して、コーヒーや茶を飲む!最高のひと時ですね!(水質の悪い、島に長年住んでいたので、より水には関心あります)今までの一番水は、鳥海山の麓、元滝伏流水、砂糖も入れていないのに、ワタアメのような、ふくよかな甘みを感じます。ただ、沸かして飲む、さ湯は至高の一杯です。この土地の一部を買い取り、世界中に、この水を販売したいと本気で思ってるんです。これからは、水の時代ですよ。

あとは、アートを見て歩くことでしょうか、気にいった作品に出逢った時は、時間を忘れて対話を試みます。今までで、記憶に強く残っているのは、「黒澤明展」(影武者・乱の絵は、今にも動き出しそうで、鳥肌が立ちます)・また最近、再ブームになっている岡本太郎氏(子供の時から彼にかけられた呪縛は、今も、私の中に脈打っているのです、日本に於いて、とんでもないもの(太陽の塔)を創作してしまった彼の凄まじいエネルギー、あたり全てを浄化させてしまうように響き渡る梵鐘「歓喜」、日本の運命のごとく遠い、メキシコから里帰りした「明日の神話」今の日本に向かって強力なメッセージを放っていますね。自分もそのような作品を生み出して生きたいものです。

 

「竹・孟宗竹林」 宵闇、風の渡る音に誘われて気がつくと、どんどん覆いかぶさるように竹が迫ってくる、隙間の無いほどの緑の竹林が浄化のエネルギーを発しているのだ、なんと気持ちのいい、素晴らしい世界だろう!私は、漆黒の夜道に戻る気力を無くし、立ちつくしてしまったのだ。とうりゃんせ、とうりやんせ、ここはどこの細道じゃ、天神様の細道じゃ......行きはよいよい帰りはこわい......門はどうやら閉ざされてしまったようである。

「津軽海峡冬景色」「天城越え」目の前に情景が浮かんできます。

C14-好きな音楽は?
どちらかと言うと、BGMでは無く、私をインスパイアしてくれる音を探し求めています。今、一番のお気に入りは、D島邦明さんのTAROの塔から「太古の少年」と言う曲を繰り返し聴いています(私の中に眠っていた、縄文の血が覚醒します)・昔から聞いているのは、川井憲次さんの「甲殻機動隊」「イノセンス」(民謡コーラスは、鳥肌立ちます)・板橋文夫さんの全音楽(私が学生の頃、よく遊んで頂きました。板さんの熱いエネルギーが、走れ!と背中を押してくれます、今でも感謝です)。石川さゆりさんも,いいですね、「津軽海峡冬景色」「天城越え」目の前に情景が浮かんできます。(演歌の枠を超えて、民族風の歌も歌ってほしいです)。

C15-好きな本は?
ジエームズ・ヒルトンの「失はれた地平線」(現在、廃本)図書館で読めるかもしれません。

C16-好きな映画は?
なんと言っても「黒澤明監督」ですね、「七人の侍」「影武者」「乱」は最高です。(日本が予算を出して、彼にもっと撮らせるべきであったと思います、どうして日本はそういう事が、出来ないんでしょうかね)。古いところでは、「大魔神」三部作、「マタンゴ」などです。

C17-好きな写真家は?
もちろん、自分です。(自分を信じ、認めなければ芸術は出来ません) 私と作風は違いますが、影響を受けたのは岡本太郎先生の「なまはげ」「縄文土器」、土門拳先生の「おろち」です。

C18-好きなテレビ番組
写真の道を目指すきっかけにしてくれた、石立鉄男さんの「おひかえあそばせ」「雑居時代」(夢のある、日本の良き時代のホームドラマ)です。
日曜美術館

C19-血液型
縄文型です。

C20-星座
夜空に輝く星のひとつです。

壊れていた真空管付きスピーカーを修理

C21-最近のマイブーム
子供の頃の夢だった、オーディオの世界。とても高くて、手の出なかったスピーカー、今はとても安く手に入れる事が出来る時代になりました。古いものだけで構成するので、多少の修理は自分でします。最近は、壊れていた真空管付きスピーカー(ビクターの珍品、アルニコ)を修理し、まろやかな音を楽しんでます。

C22-特技、免許
踊るカメラマン!と知人からは、呼ばれています。(自分としては、被写体にシャーマンのごとく祈りを捧げているのですが...でも気に入ってますけど)最近はなるべく人のいない山の中で、踊っています。(もしかしたら、熊には見られているかも知れませんね) 免許は、アメリカの運転免許・グリンカードを保持しています。料理撮影をしている内に取ってしまった、調理師免許(意外と凝り性なのかもしれませんね)。

 

「シャーマン」

満開の桜の木の下で、春の到来の祝福と今年の狩と豊作を祈り、まつりがとりおこなわれる。護国神社の石畳がハレの場(巨大舞台)になり、歌や踊りが民衆の精神と一体化し渦巻く空間になっていく、まさに卑弥呼時代の神事がタイムスリップしてきたようだ、やがてまつりはクライマックスへと上り詰め、踊り子はシャーマンと化し、自然が牙をむき荒ぶる神にならぬよう神和ぎの舞を踊り、静まる御霊のお告げを受けるために神との対話をはじめるのだ。(茨城県水戸市・護国神社、桜まつり)

 

気がつけば、ミクロネシアの島に辿りついていました。

C23-自由な発言、PRをどうぞ
子供の頃、たまに連れてって貰った、常磐ハワイアンセンター(映画「フラガール」の舞台)は、私の楽園だった。青年期も、南の島に憧れて気がつけば、ミクロネシアの島に辿りついていました。そこで見たもの、感じた事は、日本では感じる事の出来なかったであろう、大自然の原色の美、自然の猛威「ハリケーン」、前が見えない雨!ぶっ飛んでいく車!その中に生きる、他民族の物凄いエネルギー!燃える血!私の中の眠っていた、縄文の血が蘇り、皆と一緒にハリケーンと戦った!一緒に食べた、飲んだ!歌った!踊った!夢のような11年間を過ごし、2000年ミレニアムに帰国、食べ物は世界で一番美味しい!物も溢れるほどある!同様の商品も、迷うほど選べる!日本のテクノロジーに感動の連続!まさに浦島太郎状態であった私に、これでもか!と怒涛の如く押し寄せる最先端!それらの事を吸収すればする程、本来、不満は無いはずが、反対にどんどん心が、ワクワクしなくなってしまう事に、気づくのに時間は掛からなかった。

無機質になってゆく、満たされない自身の心を埋めようと、刺激を求めて、日本をさ迷い、旅に出た私は、運命の出会いをしてしまう、いや子供の頃に会っているから、再会なのだろう。人類の進歩と調和、日本人が世界中の人々を巻き込み執り行われた祭(奉り)、万博!子供の頃に感動した、そびえたつ、太陽の塔に!そのとき、岡本太郎の声が蘇った、「人類の進歩と調和なんてくそくらえだ!」満たされなかったものは、過去にある!日本民族としての血、エネルギー!過去へ遡れ!目の前の日常は、驚きの世界に変わるぞ!

そこから私の挑戦が始まりました、日本人の追求、水墨画、屏風絵、日本画、原風景、遺跡を見て歩き、もっと凄く、もっと血を抉れ!何年も作品を撮りつづけ、ひとつの回答を得たのです。それは、日本風土が作り出してきた色!出来るだけ単色の世界!その空間に私の感じる、血のエネルギー!うねり!を封じ込める事を!そして今!私は、もっと深く、より深く、古代・縄文の血を探し求めているのです。さらなる、縄文の先にあるステージへ昇る為に。

 

「縄文の炎」  縄文の壷からメラメラと放たれる美しい炎に見入っていると、自分の奥底に眠っていた縄文民族の血が、遠くから聞こえてくる太鼓の鼓舞音のようにどくどくと次第に大きく脈打ってくるのである、寒気がするほどぞくぞくする、熱い炎の側に居るのに目の前に氷のナイフを突きつけられているようなのだ、人類が手にした最大の進歩であるはずの御霊の火が、2300年の長い時空を龍のように遡り、警鐘を発している。恐れよ!崇めよ!共に生きよ!人間は自然の一部という事を忘れるな!踊れ!祈れ!荒ぶる神を静めるのだ!(茨城県水戸市堀町・縄文、火の国まつり)


■ IPA会員  嶋田 孝和 Shimada kowa

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